大学受験の学習計画の立て方と、無料の週間計画表
勉強の計画が続かないときは、課題量と曜日ごとの時間が合っているかを確かめます。教材・終了条件・予定と実績を書き込める無料の週間プランナーと、具体的な修正例を用意しました。登録せずに保存・再読込・印刷できます。
黒田塾の学習ガイド|公開日:2026年9月15日 | (内容更新:2026年9月16日) 指導担当:黒田清友
計画は「いつ・何を・どこまで・どの状態になれば終了か」の四つで書きます。予定を詰め切らず、遅れや解き直しに使う時間を残すことも、実行できる計画を作る一つの方法です。
一週間に使える時間から考える
学校、通学、塾、食事などの予定を入れたあと、自習に使える時間を数えます。理想の勉強時間ではなく、現在の生活で実行できる時間から始めます。
下の計算機は平日5日・休日2日の一週間を想定しています。予備時間の割合は自分で変更できます。初期値の20%は計算例であり、すべての人に最適という意味ではありません。
一週間の自習時間を計算する
ここは平日・休日が同じ長さの場合の概算です。下のプランナーでは曜日ごとに変えられます。自動保存・送信はしません。
記入例の画面見本を見る

曜日別の無料学習計画表を作る
このプランナーは、週全体の時間と特定の曜日への集中を別々に確認します。上の平日・休日の時間を基本に、下の「曜日ごとの時間」でその日だけ上書きできます。予備は週全体に残す枠で、各曜日に同じ割合を引く計算ではありません。
登録不要。氏名・学校名・住所などは書かないでください。入力内容の自動送信・自動保存はありません。ページを閉じる前に「計画ファイルを保存」を選ぶと、後日このページで再開できます。ファイルを他人に渡す前に内容を確認してください。
曜日ごとの時間を個別に指定する(任意)
月〜金は平日の設定、土日は休日の設定を使います。祝日・部活・仕事などで異なる日は、使える分数をここに入力してください。空欄は上の設定を使い、0は自習枠なしとして扱います。
| 曜日 | 自習枠 | 予定 | 確認点 |
|---|
実績を入力しない課題は0分にしません。所要時間が未入力の課題があるときは、記録した時間だけで「収まる」と判定しません。時間や確認状態から学力・努力・合格可能性を自動判定する機能ではありません。
再編集にはJSON形式の計画ファイル、確認・共有にはテキストの計画メモを使います。このページで作った64KB以内のファイルだけ読み込めます。読み込みは端末内で行います。印刷枚数は課題の数と記入量によって変わります。
記入例:週には収まるのに、水曜日だけ終わらない
平日90分、休日180分なら、自習枠は90×5+180×2=810分です。予備を20%残すと、810×0.2=162分。課題に使う上限は810−162=648分になります。これは計算を説明する架空例で、必要な勉強時間や最適な配分を決めたものではありません。
架空の記入例|週間計画の落とし穴
週600分でも、水曜日は10分オーバー
| 曜日 | 自習枠 | 課題の予定 |
|---|---|---|
| 月 | 90分 | 英語 60分 |
| 火 | 90分 | 追加の課題なし |
| 水 | 90分 | 数学 100分 → 10分超過 |
| 木 | 90分 | 追加の課題なし |
| 金 | 90分 | 国語 80分 |
| 土 | 180分 | 数学 180分 |
| 日 | 180分 | 英語 180分 |
課題600分 ≤ 週の上限648分。でも、水曜100分 > 自習枠90分。
この例では週合計だけを見ると48分の余裕があります。しかし、水曜日の数学は10分はみ出します。たとえば水曜90分・木曜10分に分ければ、課題の週合計600分を変えずに曜日の超過を解消できます。分割できる問題なのか、期限に間に合うのかも確認してください。
さらに月曜の英語が実際には70分かかった場合、比較できるのは予定と実績が両方あるこの課題だけです。残りの実績が空欄なら「ほかの日は勉強していない」とは扱いません。空欄は未記録で、0は実際に0分と記録した状態です。
時間の不足と、理解の不足を別々に直す
時間内に終わらなかったら、まず一問の分量やその日に使える時間を見直します。一方、時間は使ったのに解説を見ないと進めない場合は、終了条件を「何分勉強した」ではなく「どの条件から何を立式できる」に変えます。同じ延長策だけで二つの問題を扱わないことが重要です。
必要な課題が一週間に入らないときは、睡眠や食事を減らして埋めるのではなく、提出期限・必須範囲・解き直す問題を先生と確認してください。中学受験の宿題を調整する記録例も参考になります。
志望校と現在の答案から、課題を絞る
受験科目や配点は、志望校が公表する最新の募集要項で確認してください。そのうえで、模試や過去問の答案から、知識不足、解法の選択、記述の説明、時間配分のどこに課題があるかを整理します。
教材を一冊終えること自体を目標にすると、入試で必要な力との関係が見えなくなることがあります。「長文で指示語の内容を取り違える」「確率で場合を重複して数える」のように、今週扱う課題を具体的にします。
全科目の課題を一度に入れるのではなく、期限、重要度、現在の理解度から優先順位を決めます。ほかの科目を完全に放置するという意味ではありません。維持のための復習と、重点的に改善する課題を分けます。
「教材とページ」だけで終わらせない
| 曖昧な予定 | 実行・確認できる予定 |
|---|---|
| 英語の長文をやる | 指定した1題を解き、誤答の根拠と指示語の内容を本文中で説明する |
| 数学を2時間 | 間違えた3問を解説を見ずに解き、立式の理由と条件を確認する |
| 日本史を覚える | 指定範囲の用語を思い出し、答えられなかった項目を残して復習する |
一問の難度や自分の理解度によって所要時間は変わります。最初から正確に見積もろうとせず、実際にかかった時間を記録して次の計画に反映します。
終わらなかった課題を、そのまま翌週へ積まない
週末には、予定と実際を比べます。「自分が怠けた」で終わらせず、どの部分に時間がかかったかを確認してください。
- 予定した課題と、実際に終えた範囲を並べる。
- 未達の理由を、時間の不足、理解の不足、予定の変更などに分ける。
- その課題を続けるのか、前提となる内容に戻るのかを決める。
- 翌週の使える時間を再計算し、優先する課題だけを入れ直す。
終わった課題でも、解説を見ながら進めただけなら、別の機会に自力で再現できるかを確認します。進捗の量と理解の状態を分けると、ページ数だけでは見えなかった課題が分かります。
自由記入式のシートを使う
下のシートは自由に記入して印刷できます。このページを閉じると入力内容は失われます。必要なら印刷、PDF保存、または自分のノートへの転記をしてください。 この自由記入欄は上のプランナーの保存ファイルには含まれません。印刷やノートへの転記で残してください。
計画を一人で調整しにくいとき
計画の作成だけでなく、実際の答案を見ながら優先順位を相談したい場合は、第三者に見てもらう方法もあります。授業で理解を補う必要があるのか、計画と進捗の確認を中心にすればよいのかを分けて考えます。
黒田塾では、個別授業と学習管理を組み合わせた指導、面談のみのプランを設けています。大学受験コーチングの内容と料金プランをご覧ください。