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模試の復習のやり方:失点原因を整理して、次の課題を決める

制作:黒田塾 | 指導担当・黒田清友の紹介 | 公開日:

模試を受けた後、解説を読んで終わっていませんか。復習では「何点だったか」に加えて、「どの設問で、何が足りず、次に何をするか」を決めます。ここでは、失点を五つの観点で整理し、一週間の課題へ変える手順を示します。

復習のゴールは、きれいなノートではなく次の行動です。誤答の原因を決めつけず、自分の答案・解説・時間をかけた解き直しを比べ、今週取り組む課題を絞ります。

以下の学習記録は説明用の架空の例です。実際の受講生の成績ではありません。制作にはAI支援を使用しています。分類は復習を考えるための目安で、能力を測定する診断や、点数の上昇を保証するものではありません。

1.解説を開く前に、自分の答案を残す

問題、書いた答案、解答・解説をそろえます。解答用紙が返却される前なら、手元にある問題冊子や自分の記憶で確認できる部分から始めます。思い出せない箇所は「不明」とし、後で答案と照合してください。

正解した設問でも、偶然当たった、根拠を説明できない、制限時間を大きく使ったものには印を付けます。反対に、失点した問題をすべて同じ優先度にする必要もありません。現在学んでいる範囲と、学校・塾の必須課題を踏まえて整理します。

2.失点を「ケアレスミス」の一言で終わらせない

復習内容を選ぶための五つの観点
観点確認すること復習の例
知識を取り出せない必要な語句・公式・定義を、解説を見ずに説明できるか。該当範囲を確認して閉じ、問題の形で思い出す。
方針を選べない公式は知っているが、どの条件から使うと判断するか分かるか。最初の式を立てる理由を一文で書き、条件を変えた問題でも確認する。
計算・処理で崩れるどの行の符号・単位・操作で誤りが生まれたか。誤った一段階を抜き出し、途中式を残して練習する。
読み取り・記述を外す条件、主語、指定字数、答える対象を取り違えたか。設問の要求と答案を照合し、足りない根拠を補う。
時間配分で未完になる時間をかければ根拠付きで解けるか。どこに時間を使ったか。順番や見切りの基準を変え、別の問題で時間を測る。

時間不足だと思っても、解き直しで方針が立たなければ、理解の課題もあります。一つに決められないときは、シートでは最初に確認する原因を選び、ほかの候補をメモしてください。分類そのものを正解させることが目的ではありません。

3.「数学を復習する」を、実行できる課題へ変える

架空の復習記録を、行動に書き換える例
残した記録確認して分かったこと次に取り組む課題
数学の最大・最小で失点平方完成はできたが、頂点が定義域内か確かめなかった。定義域を変えた2問で、頂点と両端を調べる理由まで説明する。
英語の説明問題で失点thisを直前の名詞だけに結び付け、前文の行動を拾わなかった。短い英文で、指示語を具体的な内容に置き換えて読む。
最後の大問が空欄解き直しでは解けたが、前半の1問に予定以上の時間を使った。初見の問題セットで時間を測り、次へ進む目安と戻る順番を試す。

「何を何問やるか」だけでなく、「何ができれば今回の復習を終えるか」まで書きます。2問という数はこの例の設定で、すべての人に適した量という意味ではありません。

4.模試の復習・失点原因を整理する無料シート

まず4問まで記録できます。得点と配点から失点を計算し、選んだ主な原因ごとに合計します。集計は入力した設問だけが対象です。模試全体の弱点割合や、復習後に取り戻せる点数ではありません。

答案の画像や氏名は不要です。入力内容はこの画面内だけで扱い、自動保存・外部送信はしません。ページを閉じる前にテキスト保存または印刷してください。共有端末では、保存したファイルを残さないようご注意ください。

記録1
記録2
記録3
記録4
まだ集計していません。配点・得点・主な原因を記入してください。

0点は有効な得点です。まだ採点していない設問は、0と入力せず空欄にしてください。集計前に入力不足を表示します。配点・得点は0.5点刻みで入力できます。採点基準がそれ以外の場合は、お手元の記録で管理してください。

5.失点の大きさだけで、復習の順番を決めない

合計点が大きい原因だけを見ると、今の学習段階では難しすぎる問題を最優先にしてしまうことがあります。出題範囲、今の理解、学校・塾での指示を踏まえ、「基本を確認すれば次へ進める問題」「繰り返しつまずく問題」「今は質問が必要な問題」を分けます。

例えば8点失点した未習の発展問題と、2点失点した既習の基本問題を比べるとき、8点の方を必ず先に復習するとは限りません。シートの集計は判断の材料であり、自動で優先順位や指導プランを決める仕組みではありません。

今週の課題が決まったら、一週間の学習時間と予備時間を計算するシートで、取り組める量に収めます。残った課題を無条件で翌週へ足すのではなく、必要な範囲を選び直してください。

6.解き直しの後は、根拠を説明できるか確認する

同じ問題の答えを覚えたことと、初めて見る問題で判断できることは別です。解説を閉じて再現した後、条件や文章を変えた問題で、同じ理由づけが使えるか確かめます。間違えたときは、原因の分類を更新して構いません。

数学なら「解説は分かるのに解けない」を確かめる二次関数の例題、英語なら構文・指示語・段落のつながりを読む6問が、このサイトで試せます。

自分では原因を切り分けにくい場合は、得点だけでなく、自分の答案、止まった行、解き直した結果を持って相談してください。黒田塾の大学受験コーチング・個別指導では、学習計画と実際の答案を一緒に扱います。

今の学習状況を、ご相談ください。

黒田清友が学習の課題をうかがい、必要な支援を提案します。無料相談はオンラインで30分程度です。

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